
ミニマルアートの彫刻家で、アメリカ、カリフォルニア州生まれ。
カリフォルニア大学バークレー校で英文学を学ぶかたわら、製鋼(せいこう)工場で働く。
その後、イェール大学で美術を学びつつ、幾何学的抽象絵画の草分け(=先駆者)であったジュヨセフ・アルバース(1888-1976)の助手を務める。
1964年にヨーロッパへ留学。
60年代半ばよりニューヨークを拠点に制作を開始。
70前後から鉄の大型立体を開始。
社会的文脈や空間への意識が強く、ニューヨークの広場に設置された作品《傾いた孤》は、傾斜する巨大な鉄の塊に脅威を感じた市民から抗議を受け、議論の末、89年に撤去され話題を呼んだ。

現在はニューヨーク州ロングアイランド・ノースフォークに住み、制作活動を継続中。